ジュピターテレコム(J:COM)は13日、総務省と経済産業省が共同で推進しているボット対策プロジェクト「サイバークリーンセンター(以下CCC)」に参画した。同社グループのISPであるアットネットホーム(@NetHome)と関西マルチメディアサービス(ZAQ)も参加し、インターネット接続サービス「J:COM NET」の利用者を対象に、ボットウイルスの駆除対策および注意喚起活動を行なう。
CCCは、ボットの特徴を解析するとともに、ユーザーのPCからボットを駆除するために必要な情報を提供している。また、ISPの協力によって、ボット感染ユーザーに対し、ボットの駆除や再感染防止を促すプロジェクトを手がけている。
今後J:COMのカスタマーセンターでは、CCCからボットに感染したIPアドレスの情報提供を受け、感染したユーザーに通知および駆除方法をメールで個別に知らせる。さらに、被害を未然に防ぐため、@NetHomeおよびZAQのサイトにセキュリティ情報ページを設置し、啓蒙を図る。関西全域では13日から、全国では12月より順次展開する。
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■URL
ニュースリリース(PDF)
http://www.jcom.co.jp/ir/newspdf/20071113_ja_2.pdf
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( 増田 覚 )
2007/11/13 19:19
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