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Leopardのアップデータ公開、ファイアウォール関連の修正など


 アップルは15日、Mac OS X 10.5(Leopard)のアップデート版となる「Mac OS X 10.5.1」と「Mac OS X Server 10.5.1」をリリースした。Mac OS Xの「ソフトウェア・アップデート」機能によるアップデートが可能なほか、アップルのサイトからはアップデート用のファイルがダウンロードできる。Mac OS X 10.5.1では、セキュリティ関連の修正も行なっており、アップルではすべてのユーザーに対してアップデートを推奨している。

 Mac OS X 10.5.1では、ファイアウォールに関するセキュリティ関連の修正を実施。ファイアウォールの設定が「すべての受信接続をブロック」となっていても、root権限で稼動しているプロセスなどが外部からの接続が可能となっていた点について、設定の名称を「必須のサービスのみを許可」に改めるとともに、外部からの接続許可を一部のサービスのみに限定した。

 また、ファイアウォールの設定が「特定のサービスおよびアプリケーションにアクセスを設定」となっていても、root権限で稼動するプロセスがブロックされない問題や、launchdによって起動されるプロセスは再起動しないとファイアウォールの設定変更が反映されない問題を修正した。

 このほかにも、自動バックアップ機能の「Time Machine」に関する不具合の修正や、ファイルを移動した際にデータが消失する可能性のある「Finder」の不具合の修正など、複数の修正が行なわれている。


関連情報

URL
  Mac OS X 10.5.1 Update
  http://www.apple.com/jp/ftp-info/reference/macosx1051update.html
  Mac OS X 10.5.1 Server Update
  http://www.apple.com/jp/ftp-info/reference/macosxserver1051update.html
  Mac OS X 10.5.1のアップデートに関する情報(英文)
  http://docs.info.apple.com/article.html?artnum=306907
  Mac OS X 10.5.1のセキュリティアップデートに関する情報(英文)
  http://docs.info.apple.com/article.html?artnum=307004


( 三柳英樹 )
2007/11/16 14:52

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