米Googleは20日、企業向け有料カスタムサーチエンジン「Google Custom Search Business Edition(CSBE)」の管理画面を、日本語を含む40言語で利用できるようにしたことを発表した。これまで、日本語を検索することはできたが、管理画面は英語でしか提供されていなかった。
CSBEは、企業などの商用サイトにGoogleの検索技術を組み込めるサービス。Googleにインデックスされている情報を利用して検索するため高速で、利用者側でソフトウェアのインストールや管理を行なう必要がなく、Googleの安定したインフラを使用することができるメリットがある。
また、CSBEは無料版のGoogle Custom Searchでは表示される広告を取り除くことができ、検索結果もXMLベースのAPIで読み込むことができるため、検索結果画面を自分のサイトのデザインに合わせることができる。
現在、CSBEの申し込み画面は英語で提供されているが、検索に使用する言語を「Japanese」に設定することで、管理画面を日本語で利用できる。CSBEは5,000ページまでの検索が年額100ドル、5万ページ以内で年額500ドル、30万ページ以内で年額2,250ドルで、さらに多くの検索数が見込まれる場合にはGoogleのエンタープライズセールスグループで対応している。
関連情報
■URL
Google Custom Search公式ブログの該当エントリー(英文)
http://googlecustomsearch.blogspot.com/2007/11/posted-by-matt-wytock-software-engineer.html
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・ 米Google、小規模事業でも利用可能な企業向け有料版カスタムサーチ(2007/07/18)
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2007/11/21 11:36
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