スウェーデンのWebサイトモニタリング会社であるPingdomは21日、12社のSNSサイトのダウンタイム計測結果を公式ブログで発表した。大手のMySpaceやFacebookが優秀な成績を残したのに対して、最低の成績だったのはMicrosoftのWindows Live Spacesだった。
この調査は10月19日から11月19日の1カ月間にわたって行なわれた。ページが30秒以内に応答しない、もしくはエラーを返す場合にサイトがダウンしていると判断した。調査対象となったのはMySpace、Facebook、LiveJournal、Orkut、Friendster、Windows Live Spaces、Xanga、Bebo、Last.fm、Reunion.com、Classmates.com、Yahoo! 360°。
それによると、ダウンタイムが最も短かったのはYahoo! 360°の0分。次いでSNS最大手のMySpaceとFacebookが10分で並んだ。比較対象となった12社のうち最低の成績を残したWindows Live Spacesは3時間だった。なお、GoogleのOrkutは1時間25分で8位だった。
Pingdomでは、SNS利用者は非常にアクティブで頻繁にサイトを利用するため、ページビューが多くなる傾向がある。その結果、ダウンタイムがより目に付きやすくなり、通常のサイトよりも損害が大きくなるという。
3時間のダウンタイムを記録したWindows Live Spacesの場合、ユニークビジター数が毎月平均2,700万を記録しているが、この1カ月間のダウンタイムのほとんどは米国で日中に発生したため、多くのユーザーに影響を与えたと考えられるという。
関連情報
■URL
Pingdom公式ブログの該当記事(英文)
http://royal.pingdom.com/?p=218
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2007/11/22 11:58
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