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イー・モバイル、料金据え置きで下り最大7.2Mbpsに～新料金プランも |
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イー・モバイルは、HSDPA規格を採用したデータ通信サービス「EMモバイルブロードバンド」において、12月12日より通信速度を下り最大7.2Mbpsまで高速化し、北海道、東北、関東、東海、関西、中国、九州の主要地域でサービスの提供を開始する。あわせて、新料金プランも発表した。 EMモバイルブロードバンドで現在サービスを提供している全国のエリア中、都市部や人口密集地の基地局から順次、下り最大7.2Mbps、上り最大384kbpsの通信に対応する。月額料金は、従来のサービスから据え置き。従来の通信速度は、下り最大3.6Mbps、上り最大384kbpsだった。 当初のサービス提供エリアは、北海道では札幌市近郊の人口密集地、東北では仙台市近郊の人口密集地、関東では東京23区、横浜市、千葉市、さいたま市など近郊の人口密集地（国道16号線圏内）、東海では名古屋市近郊の人口密集地、関西では京阪神の人口密集地、中国では広島都市部、九州では福岡都市部。 下り最大7.2Mbpsの通信に対応するには、HUAWEIのUSB接続型端末「D02HW」が必要となる。端末価格を含めた初期費用は、通常プランの「ベーシック」が33,980円、1年契約の「いちねん」および新料金プランの「新にねん」が各9,980円。既存ユーザーに対しては33,980円で販売する。D02HWの本体サイズは、約89.4×42.6×14.5mm（縦×横×厚さ）で、質量は約40g。対応OSはWindows Vista/XP/2000、Mac OS X 10.4～10.4.10（Intel搭載）および/10.3.7～10.4.10（PowerPC搭載）。 このほかイー・モバイルでは、新料金プランとしてミドルユーザー向けの「ギガデータプラン」、定期契約の「新にねん」を12月12日より提供する。 ギガデータプランは、1GBまでの無料通信分を含むミドルユーザー向けの2段階定額制月額料金プラン。通信量が1GBまでの月額基本使用料は、「ベーシック」「いちねん」「にねん」プランの場合は3,980円、「新にねん」プランの場合は4,980円で利用でき、無料通信分を超えた場合はパケット通信料が従量的に加算される。ただし、「ベーシック」「いちねん」「にねん」プランの場合は9,980円、「新にねん」プランの場合は10,980円（約1.07GB相当）を上限料金とする。12月1日から申し込みを受け付ける。 ギガデータプランにおいて、1GB（約8,388,700パケット、パケット通信料換算で88,081円分）とは、PCメール（15KBと想定）で1日当たり約2,255通、PCサイト閲覧（200～300KBと想定）で1日当たり110～170ページに相当するという。 また、新にねんは、2年間の継続利用を契約することで、初期費用から24,000円を割り引くとともに、月額料金も毎月1,000円割り引くプラン。 なお、既存の「いちねん」から「新にねん」へ契約変更を希望するユーザーに対しては、月額料金が「新にねん」と同額の「ベーシック（年とく割加入）」へ、契約解除料なしで移行できる特別対応を12月1日から2008年1月31日まで実施する。対象者は2007年11月末時点の「いちねん」加入者で、変更事務手数料2,835円は有料となる。 関連情報 ■URL ニュースリリース（高速化について） http://www.emobile.jp/cgi-bin/press.cgi?id=498 ニュースリリース（新料金プランについて） http://www.emobile.jp/cgi-bin/press.cgi?id=499
（ 増田 覚 ）
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