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5GHz帯無線アクセスシステムの登録局開設区域を12月から全国へ拡大


開設可能区域拡大イメージ
 総務省は26日、5GHz帯無線アクセスシステムの登録局開設区域を12月1日から全国に拡大すると発表した。

 4.9GHz~5.0GHzまでの5GHz帯を利用した無線アクセスシステムは、関東、東海、近畿の区域において、2005年12月1日より登録制度を導入している。5GHz帯無線アクセスシステムは屋内外で使用でき、300m~3km程度の伝送距離を持つ。伝送速度は100Mbps以上を実現可能という。

 今回、東名阪地域以外でも2007年11月末に、5GHz帯を使用する電気通信業務用固定局の使用期限を迎えることから、12月1日より5GHz帯無線アクセスシステムの無線局が登録局として開設可能となる区域を拡大することになった。新しい区域の登録局申請は各地域の総合通信局にて受け付ける。

 なお、スプリアス(発射電波に含まれる不要な周波数成分)の許容値が大きい無線設備を使用する場合、隣接周波数帯の無線局に影響を与える可能性があるため、登録局を開設できない区域もあるが、その場合は個別に審査した上で、他の無線局との干渉がなければ免許局として開設可能だという。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.soumu.go.jp/s-news/2007/071126_3.html

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( 野津 誠 )
2007/11/26 20:30

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