任天堂とNTT東日本、NTT西日本は28日、家庭用ゲーム機「Wii」とNTT東西のFTTHサービス「フレッツ光」の接続推進に向けて協業すると発表した。3社は接続のためのサポートセンターを共同で開設するとともに、回線工事から機器セットアップまでをパック化したセットを提供する。
3社が共同で開設する「Wii×フレッツ接続サポートセンター」では、フレッツ光とWiiのネット接続に関する電話によるコンサルティングを実施し、新規回線の受付から実際の接続方法までをサポートする。サポートセンターは11月29日から開始し、午前9時から午後5時まで電話を受け付ける。
また、フレッツ光の回線工事費と無線LANアクセスポイント、1,000Wiiポイント、Wiiの接続訪問設定をセットにした「簡単!便利!Wii接続おまかせパック」も提供する。訪問設定の代わりに、さらに追加で1,000Wiiポイントがもらえるメニューも選択できる。料金はバッファロー製のアクセスポイント「Wi-Fi Gamers」を利用する場合は6,800円、無線LANルータ「Air Station WHR-G」を利用する場合は8,800円。提供にあたっては、NTT東日本では別途指定のアンケートへの回答、NTT西日本では「フレッツ・あっと割引」「CLUB NTT-West」への加入が条件となる。
任天堂では協業に至った背景として、Wiiのネット接続率は約40%にとどまっており、さらなるネット接続の促進には環境整備が不可欠であるという認識で具体的な方法を検討してきたと説明。また、NTT東西では、フレッツ光の新たな利用シーンや簡単な操作のインターネット接続端末の提供などについての展開を模索しており、こうしたことから3社が得意分野を活かした連携を図ることで合意に至ったとしている。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.ntt-east.co.jp/release/0711/071128a.html
( 三柳英樹 )
2007/11/28 20:19
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