講談社は28日、同社の社員が発信元と利用目的を偽ってアンケートメールを送付していたことを公表した。講談社ではWebページにお詫びを掲載するとともに、当該社員に対しては厳正に対処するとしている。
講談社によれば、同社のコミック担当の社員が「慶應義塾大学総合政策学部」の学生を名乗り、漫画関係のブログ運営者に対してGmailでアンケートメールを送信。メールはGmailのアドレスを用いて、11月2日から19日にかけて156人に送られており、内容は漫画やサイト運営に関する質問となっていた。
講談社では、当該社員から聞き取りをしているが、「いずれにしても言語道断な行為であることは明らかであり、弊社としても厳正に対処いたします」と説明。再発防止のため社員教育を徹底をするとして、アンケートメールの送付先、慶應義塾大学、読者に対して謝罪している。
関連情報
■URL
アンケート不正送付についてのお詫び
http://www.kodansha.co.jp/emergency3/
( 三柳英樹 )
2007/11/29 17:07
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