ニフティは29日、同社が運営するWebメールサービス「@niftyメール」において、一部のメールが誤って迷惑メールフォルダに振り分けられていたことを明らかにした。迷惑メールフォルダで採用しているシマンテックの判定システムにトラブルが発生したことが原因だという。
トラブルが発生した時間帯は、11月15日16時30分~17時30分、16日16時~18時、19日15時~27日12時。迷惑メールフォルダに振り分けられたメールの保存期間が28日以前になっていた場合、復旧することはできないとしている。保存期間が29日以降となっているメールについては、同社が12月20日まで自動削除が行なわれないよう設定した。
トラブルの詳細についてニフティ広報部では、「判定システムがブラックボックスになっているため開示できないが、おそらく迷惑メールを判定するしきい値が従来よりも厳しくなってしまったのではないか」と話している。なお、トラブル期間中にすべてのメールが誤判定されたわけではないという。誤って迷惑メールフォルダに振り分けられたメールの総数や、影響を受けたユーザーの人数については調査中としている。
関連情報
■URL
迷惑メールフォルダー不具合の件
http://www.nifty.com/mail/trouble.htm
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( 増田 覚 )
2007/11/29 19:40
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