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Google Newsの表示アルゴリズム改良、「最新情報」を「地元発」の記事で


 米Googleのニュースサイト「Google News」が、ここ数カ月間にニュースを検索表示するアルゴリズムを改良したことが明らかになった。7日、Google Newsの公式ブログで、ソフトウェアエンジニアのSharad Jain氏が明らかにした。

 Google Newsでは、この数カ月間に複数の変更が既に行なわれており、Jain氏はそのうち2つを紹介した。

 1つは、現在進行中のニュースについて、できるだけ最新のニュースを表示するように改良されたことだ。これは、直近にインデックスされた同じニュース記事を表示すると言うことではない。むしろ、そのニュースの流れで新たに明らかになった最新の出来事を含むニュース記事を目立たせるということだ。この改良によって、ニュースがどのように進展しているかをこれまでよりも容易に確認できる。

 もう1つの改良点は、ニュースが発生している地元発の情報を、より目立たせて表示するというものだ。世界的に重要性を持つニュースの場合、とかく外国のニュースメディアによる記事が表面に出ることが多い。しかしGoogleでは、ニュースの源、つまりその地域に密着している記者や人々が最良のニュースソースとなることが多いことに着目。地元新聞や地元のニュースソースを基にした報道を、目立つ位置で表示されるようにアルゴリズムを改良したと説明している。


関連情報

URL
  Google News公式ブログの該当エントリー(英文)
  http://googlenewsblog.blogspot.com/2007/12/quantity-and-quality.html


( 青木大我 taiga@scientist.com )
2007/12/10 11:38

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