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人生の年表ブログなど提供、mixiより“ゆるい”コミュニティ「OKライフ」


OKライフ
 オウケイウェイブの持分法適用会社であるオーケーライフは、コミュニティサイト「OKライフ」のサービスを28日に開始すると発表した。「mixi」よりも“ゆるい”コミュニティサービスという位置付けで、人生の年表ブログやまとめサイトなどの機能を提供する。

 OKライフでは、利用者の体験を蓄積するための「ステーション」、情報を分かち合うための「トピックひろば」、悩みや問題などを解決するための「相談」という3つの機能を提供。これらの連携により、「自分の経験や知識を出し合って共有していくことで、より良く生きるための“人生の灯台”サイトを目指す」としている。いずれも会員登録すれば無料で利用でき、オウケイウェイブの運営するQ&Aサイト「OKWave」の会員IDでも利用可能。また、閲覧だけなら会員登録も不要だ。

 まず、ステーションでは、あらかじめ用意された200個の設問に回答していくことで、その人が歩んできた人生が年表形式で表示される。設問は「自分を褒めたい思い出は?」「心に残る言葉を教えて?」といったもので、回答したいものだけに回答すればよく、登録時に一気に全設問に回答する必要はない。これをもとに生成される年表では、記事が「こども」「青年」「おとな」「近況」という期間に自動的に振り分けられ、それぞれの時期の出来事が星や涙のアイコンでプロットされる。年表は、ブログパーツとして他のブログやWebサイトにも貼り付け可能だ。ステーションではこのほか、RSSも登録できるため、他のブログサービスで開設している通常のブログの記事も取り込み可能だ。

 トピックひろばは、ウィキペディアに掲示板が付いたようなイメージの“まとめサイト”だという。OKライフの登録会員であれば、カテゴリーの下に自由にトピックを立ててひろばを作成可能だ。トピックに関連するサイトやRSSなどの情報を利用者同士で登録・共有できるほか、関連するテーマのステーションの記事も集約される。OKWaveのQ&Aコンテンツから関連するものも抽出・表示される。

 相談では、トピックひろばの掲示板での公開相談のほか、自分と同じような体験をしたステーションの開設者に対する非公開の個人相談を行なえる。


ステーション トピックひろば

 オーケーライフの浅見公香代表取締役社長は、ステーションについて、年代による記事表示のため、毎日更新しなくてもいいというメリットを挙げる。また、トピックひろばについては、OKライフの会員がログイン時のみ書き込みできるという点で2ちゃんねると異なるほか、各ひろばのコミュニティへのメンバー登録が不要な点や、OKライフの会員でなくても自由に情報を閲覧できるという点でmixiと異なると説明する。さらに、OKWaveで蓄積してきたNGワードの処理ノウハウの導入や、今後は有人監視も検討しており、ゆるいとはいっても、荒れにくいコミュニティを運営できるとしている。

 オーケーライフは、2006年12月に熱民株式会社として設立。2007年9月にオウケイウェイブが資本参加し、オーケーライフに社名変更した。熱民では、人生ブログ専門サイト「熱民」を2007年7月にオープンしており、同様の機能がOKライフにも盛り込まれている。


関連情報

URL
  OKライフ
  http://oklife.okwave.jp/
  熱民
  http://atami.tv/


( 永沢 茂 )
2007/12/26 18:56

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