Secuniaは3日、RealPlayerの最新版(Real Player 11)に未知の脆弱性が存在すると警告した。脆弱性の危険度は5段階で2番目に高い“Highly Critical”と判定しており、脆弱性が悪用された場合には任意のコードを実行される危険があるとしている。
この脆弱性は、ロシアのセキュリティ企業によって報告されたもの。Real Player 11に未知の脆弱性が存在し、バッファオーバーフローを引き起こすことにより任意のコードが実行できるという。脆弱性は最新版のRealPlayer 11(ビルド6.0.14.748)で確認されており、その他のバージョンにも影響があるだろうとしている。
現時点では、この問題に対するRealPlayerの修正パッチなどは公開されていないため、Secuniaでは信頼できないメディアファイルを開かないことや、信頼できないサイトを訪問しないことを対策として挙げている。
関連情報
■URL
Secuniaによる脆弱性情報(英文)
http://secunia.com/advisories/28276/
( 三柳英樹 )
2008/01/07 13:29
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