ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は7日、新型携帯ゲーム機「PSP-2000」向けにP2P電話ソフト「Skype」機能の提供を開始すると発表した。PSP-2000でSkypeを利用するには、1月下旬に予定しているシステムソフトウェアのアップデートを行なうほか、メモリースティックDuoおよび音声入力機器が必要となる。
Skypeは、P2P技術を用いてユーザー間は無料で通話できるソフトウェア。1月下旬以降、PSP-2000のシステムソフトウェアをアップデートすると、ホームメニューに新たにSkypeのアイコンが表示される。SkypeアカウントにログインしたPSP-2000のユーザーは、無線LAN経由で他のSkypeユーザーと無料通話できるようになる。
PSP-2000で利用可能なSkypeの機能としては、Skypeユーザー間の無料音声通話のほか、コンタクトリストの管理、Skypeプレゼンス(コンタクトのオンライン/オフライン表示)など。また、有料のSkypeクレジットの購入者は、Skypeアカウントから一般回線(固定電話・携帯電話)への発信サービス「SkypeOut」や、一般回線からSkypeアカウントへの着信サービス「SkypeIn」が利用可能となる。このほか、Skypeアカウントの作成やボイスメール設定、転送設定、SkypeOut設定などを行なえる。
関連情報
■URL
ニュースリリース(PDF)
http://www.scei.co.jp/corporate/release/pdf/080107a.pdf
関連記事:SCE、薄型・軽量化を図ったPSP新モデル。UMD起動時間短縮やテレビ出力も[BroadBand Watch]
http://bb.watch.impress.co.jp/cda/news/18784.html
( 増田 覚 )
2008/01/07 14:28
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