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顔シークレットの例
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富士フイルムは15日、同社が開発した新しいソフトウェア技術を公開するWebサイト「FUJIFILM Internet Technology Labs」にて、顔検出技術を体験できるコンテンツ「顔ラボ」を開始した。利用は無料。
顔ラボでは、アップロードした写真を解析し、顔の部分を自動選択して加工できるWebアプリ「顔シークレット」を公開している。顔に別の画像を貼り付けたり、ぼかすことができる。加工した画像は印刷することも可能だ。
また、アップロードした写真から顔を抽出し、顔が映ったシャボン玉を作成するゲーム「顔シャボン」を21日に公開するほか、顔検出機能を使ったWebアプリケーションを作成できるAPIも28日に公開する予定。APIは事前登録制で、非商用でのみ利用可能だ。
富士フイルムでは、独自に開発した技術をWeb上で体験できるサイトとして「FUJIFILM Internet Technology Labs」を2007年7月に開設。第1弾コンテンツとして、画像検索エンジン「TRIPIT」を公開した。顔ラボは第2弾となる。同様の顔検出技術は、デジタルカメラ「FinePixシリーズ」や、顔写真を使ってメールをデコレーションする携帯電話用サービスなどに用いられているという。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/article/ffnr0172.html
FUJIFILM Internet Technology Labs
http://www.fujifilm.co.jp/corporate/tech/itlabs/index.html
顔ラボ
http://kaolabo.com/
■関連記事
・ 富士フイルムが実験サイト公開、第1弾は関連画像検索エンジン(2007/07/24)
( 野津 誠 )
2008/01/15 19:36
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