アップルは15日、QuickTimeの最新版である「QuickTime 7.4」を公開した。4件の脆弱性を修正したほか、iTunesのサポートを行なっている。対応OSはMac OS X 10.3.9、10.4.9以降、10.5以降とWindows Vista/XP SP2。
QuickTime 7.4では、細工を施された悪意のある動画ファイルをQuickTimeで再生する際、予期せずアプリケーションが終了したり、任意のコードが実行される脆弱性3件を修正。また、細工の施された悪意のあるPICTファイルを開くと、予期せずアプリケーションが終了したり、任意のコードが実行される脆弱性も修正した。
QuickTime 7.4は、アップルのWebサイトからダウンロードできるほか、Mac OS版は同OSの「ソフトウェアアップデート」機能、Windows版は「Apple Software Update」アプリケーションを通じても入手できる。
関連情報
■URL
QuickTime 7.4のセキュリティについて(英文)
http://docs.info.apple.com/article.html?artnum=307301-ja
QuickTimeのサポートページ
http://www.apple.com/jp/support/quicktime/
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( 増田 覚 )
2008/01/16 13:19
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