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Skypeで友人同士の現在位置情報を共有できるツール


おともだちレーダー PlaceEngine for Skype
 クウジットは16日、位置情報によるコミュニケーション支援ツール「おともだちレーダー PlaceEngine for Skype」のベータ版を提供開始した。利用は無料。対応OSはWindows Vista/XPで、Skype 3.6以上で利用できる。

 「おともだちレーダー PlaceEngine for Skype」は、無線LAN(Wi-Fi)電波で現在位置を推定する技術「PlaceEngine」を利用したツール。Skypeの友人同士で、位置情報を共有できる。使用するには、Skypeに専用プラグイン(エクストラ)をインストールする。エクストラは、クウジットのサイトからダウンロードできる。

 おともだちレーダーでは、友人一覧と現在の位置情報を表示する。位置情報は、場所ごとに公開・非公開を設定できるほか、住所情報ではなく、場所の名称を定義して表示させることも可能。レーダーを起動すると、友人がどの方角に、どのくらいの距離に存在するかを表示、確認できる。距離の近い順でリスト表示したり、レーダー風のインターフェイス上でも確認できる。

 おともだちレーダーでは、例えば、広いイベント会場などで、同じ会場にいる友人を発見して会うといった利用を想定する。なお、PlaceEngineはソニーコンピュータサイエンス研究所が開発し、クウジットがライセンスを行なっている技術。クウジットの末吉隆彦代表取締役社長は、おともだちレーダーについて、「今後、Skypeの認定プログラムを取得する予定。また、今後幅広く位置情報サービス事業者、開発者の方々にも、PlaceEngineの可能性、応用性をあわせて体感していただきたい」としている。


関連情報

URL
  おともだちレーダー PlaceEngine for Skype
  http://service.koozyt.com/buddyradar/

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( 野津 誠 )
2008/01/16 15:12

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