シーアンドシーメディアは28日、同社が運営するオンラインゲームポータルサイト「MK-STYLE」に不正アクセスがあり、個人情報14,362件が流出したことを明らかにした。
シーアンドシーメディアによれば、MK-STYLEのサーバーに海外から不正アクセスを受けた可能性があることを、2007年12月中旬にユーザーからの問い合わせで判明。同社では、対策室を設けて調査を開始した。
調査結果によると、現在までに数回、外部からの不正アクセスの痕跡を確認し、そのうち1回は個人情報流出の痕跡があったという。また、サーバーに悪質なプログラムが仕掛けられたことも判明している。「トロイの木馬の疑いがあり、セキュリティ会社により対策済み」(シーアンドシーメディア広報)。
流出した個人情報は14,362件(1月27日時点)で、アカウントID、パスワード、メールアドレス、年齢が含まれる。流出したIDを使用してゲームにハッキングし、アバターのデータを改竄するといった悪用も確認されており、既に500件ほどの問い合わせがあったという。シーアンドシーメディアでは、「本件が不正アクセス禁止法違反等に該当するものと判断し、所轄の警察署に届出を提出した」としているほか、再発防止策も講じている。また、ユーザーへの補償も検討しており、具体的な内容は近日中に発表される見込みだ。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://game.mk-style.com/news/080128_01.asp
( 野津 誠 )
2008/01/29 13:20
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