大修館書店は、ローマ字略語を解説する書籍「KY式日本語~ローマ字略語がなぜ流行るのか」(北原保雄編著)を2月7日に発売する。価格は714円。
同書は、「KY(空気読めない)」や「JK(女子高生)」などWebや雑誌で使われるローマ字略語439語を収録。これらの「KY式日本語」が、携帯メールやブログを通じて急速に広がる理由について、社会背景や日本語の歴史的な流れなどから解説する。
主要単語集には「KY」や「JK」のほか、「CB(超微妙)」「MK5(マジでキレる5秒前)」「QBK(急にボールが来たので)」などを収録。「IT」や「PK」などもあるが、「IT」は情報技術ではなく「アイス食べたい」、「PK」はオンラインゲームで別のプレイヤーの操作するキャラクターを殺す意味ではなく、「パンツ食い込む」の略語だという。
また、「KY」の流行をきっかけに、ブログや掲示板などで使われるようになった「KY式日本語」を収集し、これらを解説するコーナーも収録。この中には、「OM(おはようメール)」「KH(キータッチ早い)」「OTK(音立てて食うな)」などが紹介されている。このほか、オフィスや飲み屋などで使われる「KY式日本語」の実例などを収録する。
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KY式日本語 主要単語集
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KY式日本語 基本単語帳
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関連情報
■URL
KY式日本語~ローマ字略語がなぜ流行るのか
http://www.taishukan.co.jp/item/ky/index.html
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