近畿日本ツーリスト(KNT)と角川グループホールディングスは30日、Webやモバイルを通じて“旅のスタイル提案”を行なう合弁会社「株式会社ティー・ゲート」を3月に設立すると発表した。資本金は8億円程度で、KNTが55%、角川が45%出資する。
2社では、「昨今のインターネットや携帯電話の浸透による情報流通革命により、従来は成り立ち得なかった小ロット・多品種のサービスがさまざまな形で消費者に提供されるようになった」として、「従来のビジネスの枠組みを超え、新しい需要・多様な価値観に対応した“旅時間の過ごし方・楽しみ方”を提案する」事業に着手することにしたと説明している。
具体的には、地域の旅行会社や宿泊施設、観光施設、NPO、自治体などと連携。地域に根ざした旅行商品やテーマ性の高い旅行商品、体験型・交流型プログラムを紹介し、マッチングしていく。また、それらの旅行商品やプログラムを開発する人材も育成するという。6月から営業を開始する予定だ。
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■URL
ニュースリリース
http://www.knt.co.jp/kouhou/news/08/0130.html
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( 永沢 茂 )
2008/01/30 20:20
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