|
「ノートン 360 バージョン2.0(仮称)」日本語パブリックベータ版の操作画面
|
シマンテックは31日、個人向け総合セキュリティソフト「ノートン 360 バージョン2.0(仮称)」日本語パブリックベータ版を公開した。主な新機能としては、「ノートン・インターネットセキュリティ2008」に搭載されているブラウザ保護機能とパスワード保護機能を追加したほか、バックアップ先の選択肢が増えた。15日間限定で無料試用可能、同社サイトからダウンロードできる。対応OSはWindows Vista/XP。正式版の発売日は未定。
ブラウザ保護は、サイバー犯罪者がブラウザの脆弱性を突き、ユーザーに気付かせずにスパイウェアやトロイの木馬をインストールさせる「ドライブバイダウンロード攻撃」を防ぐ機能。新種または未知のマルウェアを遮断することも可能だとしている。
パスワード保護では、ログイン情報やパスワードを複数のIDカードとして管理し、それぞれを暗号化して保存する。これらの情報が未承認のサイトに送信されようとすると、警告が表示される。未知のフィッシング攻撃を受けた時に有効な対策となるという。
バックアップ機能では、バックアップ先としてHD DVDやブルーレイディスク、iPodが新たに選択可能となった。
このほかの新機能としては、セキュリティやパフォーマンスに関するタスクを自動化する「インテリジェント バックグラウンド スキャナー」を搭載。また、LAN上に接続された機器の状況を把握し、セキュリティ設定と管理に有効なアドバイスを提供する機能も追加された。さらに、フィッシング対策の認証機能が、新たに「Firefox」にも対応した。
関連情報
■URL
ノートン 360 バージョン2.0
http://www.symantec.com/region/jp/norton360beta/
■関連記事
・ 米Symantec、「Norton 360 バージョン2.0」の新機能を発表(2007/12/19)
・ シマンテック、個人向け総合セキュリティソフト「ノートン 360」を発売(2007/03/06)
・ シマンテック、スキャンやUI反応など“軽く”なった最新版「ノートン」(2007/09/07)
( 増田 覚 )
2008/01/31 13:58
- ページの先頭へ-
|