|
「Windows Update」を騙る偽サイト
|
フィンランドのF-Secureは6日、マイクロソフトの「Windows Update」を騙る偽サイトが設置されていると発表した。このサイトでは、セキュリティ更新プログラムをインストールするよう促すが、これに従うとトロイの木馬に感染するという。
この偽サイトは英文で、マイクロソフトのロゴマークを掲載している。しかし、URLに「cfm48.com」というWindows Updateとは無関係の文字列が入っていることや、更新プログラムのインストールを促す文章でも「Install」が「Intall」とスペルミスがあることから、偽サイトであることがわかる。
偽サイト上には「Urgent Install(緊急インストール)」というボタンが設置され、“更新プログラム”をインストールさせようとする。しかし、ダウンロードされるのは「WindowsUpdateAgent30-x86-x64.exe」というファイル。このファイルにはマイクロソフトの署名がなく、実態はマルウェアをダウンロードするトロイの木馬だという。このほか、この偽サイトは広範囲にわたるIPアドレスによって運営されていることも特徴としている。
関連情報
■URL
F-Secureのブログ(英文)
http://www.f-secure.com/weblog/archives/00001374.html
■関連記事
・ 偽Windows Updateでウイルス感染を企む迷惑メール、米Websenseが警告(2005/11/08)
( 増田 覚 )
2008/02/08 16:31
- ページの先頭へ-
|