米Microsoftは11日、携帯端末向けソフトウェア/サービスを提供している米Dangerを買収することで最終合意したと発表した。
Dangerによる端末は、インターネットに熱心で社交的な若者に熱狂的な人気があり、パリス・ヒルトンが同社の端末を使用したことで話題になったこともある。
Dangerの端末には、HTML Webブラウザやインスタントメッセージ、ゲーム、マルチメディア、ソーシャルネットワーキング、Webメール、PIMアプリケーションなどが含まれている。これらの機能を、MicrosoftのMSNやXbox、Zune、Windows Live、Windows Mobileと組み合わせることによって、業界をリードするエンターテイメントおよびコミュニケーション体験を提供できるとしている。
Dangerは、携帯端末分野で長い経験を持つAndy Rubin氏が共同創業者となって設立された企業だ。Rubin氏はDangerを退社後、現在はGoogleの携帯ソフトウェアプロジェクト「Android」に携わっていることが知られている。
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■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.microsoft.com/presspass/press/2008/feb08/02-11Acquisition.mspx
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・ Googleが携帯電話向けプラットフォーム「Android」を発表(2007/11/06)
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2008/02/12 13:26
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