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エキサイトとSkype、提携後の動向と今後の展開を説明 |
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エキサイトとSkypeは、2007年11月15日に業務提携を発表し、Excite版のSkypeクライアントソフト「エキサイトSkype」を配布開始。現在までにWindows版とMac OS版をリリースしているほか、エキサイトの各サービスと連動したプロモーションも行なっている。 Skype日本オフィスの岩田真一ジェネラルマネージャーは、「米国ではMySpaceと提携するなど、オンラインのプレゼンスを持つパートナーと共同で展開するのがSkypeの全体的な戦略。日本ではエキサイトとの提携で、Skype単独ではリーチできないユーザー層へも訴求できる」と説明した。 また岩田氏は、「エキサイト内にカスタマーサポートを設置できたのが大きい」と話す。「Skypeにもカスタマーサポートはあるが、米国の本社で対応している関係上、日本と同じタイムゾーンでサポートすることが難しかった。日本にカスタマーサポートができたことで、ユーザーにとっては便利になった」という。 このほか、エキサイトの各チャネルを使ったプロモーションが可能となり、「今後はSkypeを紹介するだけでなく、エキサイトの『ゲーム』や『恋愛結婚』といったサービスを皮切りに、システムのインテグレーションも進めていく」とした。さらに、エキサイトとSkypeの共同プロモーションとしてオフラインのイベントも実施していきたいという。 最近のSkypeユーザー事例も紹介した。飲食しながらビデオ・音声チャットを楽しむ「Skype飲み会」、読売テレビが行なった「Skype面接」、オンラインミーティングを行なう「Skypeオフィス」を挙げた。岩田氏は、「これらはユーザーが自発的に始めたものだが、これからは運営者側も面白い利用方法を提案したい」と述べたほか、「今年はハイクオリティなビデオチャットをアピールしていきたい」と話した。さらに、Skype対応の「PSP」や「mylo2」にも触れ、「ユーザーに新しいSkype体験をしてもらえる」とした。
● Skypeとエキサイトのサービスをシームレスに連動
Excite & Skypeのサイトは、日本独自のコンテンツを用意し、編集もエキサイトとSkype日本オフィスが行なっているという。Skype導入の説明ページなどカスタマーサポートに注力しているようだ。エキサイトSkypeでは、エキサイトのサービスとシームレスに連携できるよう、SkypeのウィンドウからWeb検索やエキサイトのニュースなどを閲覧可能。なお、エキサイトSkypeの登録ユーザー数は非公開。郡司氏によれば、「Mac OS版の配布やエキサイトサービスとの連動を開始したことで、ユーザー数が増加した」という。 エキサイトブログとの連動も行なっている。記事投稿で使える絵文字として、Skypeのエモーティコンを採用した。また、ブログパーツとして「エキサイトSkypeボタン」を提供。ブログから直接Skypeコンタクトを追加したり、チャットを開始できる。「エモーティコンはユーザーにも好評。これらにより、ブログユーザーにもアプローチする」（郡司氏）。その他のサービスとの連動では、「Woman.excite シネマ」の映画館情報にて、電話番号をクリックするだけでSkypeOut通話を開始できるようにした。SkypeOutのリンクは他のコンテンツにも取り入れていくという。 今後は、キャンペーンやブログパーツの機能追加などを順次行なう。13日より、Woman.excite内でエキサイトSkypeの紹介ページを公開。無料クーポンもプレゼントする。同様のキャンペーンは、「Game.excite」「エキサイト恋愛結婚」でも行なっていくという。ブログパーツには「オープンチャット」ボタンを追加する。これにより、ブロガーと複数の読者でチャットを楽しめる。さらに、「Excite & Skypeストア」の開設も予定。エキサイトSkypeに対応したハードウェアを紹介する。
関連情報 ■URL Excite & Skype http://skype.excite.co.jp/ ■関連記事 ・ エキサイトとSkypeが業務提携、「エキサイトSkype」を配布開始（2007/11/15）
（ 野津 誠 ）
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