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チョコレートメーカーのサイト、ブログのネタにされやすさ1位は森永


 Webコンサルティング事業などを手がけるゴールネットは13日、「消費者発信型メディア(CGM)に評価されるチョコレートメーカーサイトランキング」を発表した。総合順位は、1位が森永製菓、2位が明治製菓、3位が江崎グリコなどの順となっている。

 このランキングでは、日本チョコレート・ココア協会の会員企業のうち、消費者向けチョコレートを製造している16社のサイトを、ゴールネットのアナリストが実際に閲覧。同社の診断サービスの調査項目に基づき、1)ブログやSNSなど他のサイトからリンクを張ってもらいやすいしかけになっているかという「リンクのしやすさ」、2)企業の情報やコンテンツをブログやSNS、ニュースサイトにて紹介してもらう仕組みにあるかという「情報共有」、3)積極的に情報を発信しているか、ユーザーの情報を共有化しようとしているかという「情報発信」、4)発信される情報が評価されるコンテンツであるかという「コンテンツ」、5)情報が口コミで広がっているかという「口コミ度」──の5つの視点から評価し、総合ランキングを算出した。

 4位以下は、ロッテ、ネスレコンフェクショナリー、不二家、カバヤ食品。ロイズコンフェンクト、ヤマザキナビスコ、ブルボン。ゴールネットによると、どの企業もネット上での口コミ度が高く、話題にされやすい業種だという。その中で上位企業のサイトは、ダウンロード型コンテンツやミニゲームなど、エンターテイメント性の強いコンテンツが充実。また、上位6社のうち5社がユーザー参加型コンテンツを導入し、意見やコメントを積極的に導入しており、「総合的には、Webでのコミュニケーションの密度がランキング順位を左右する結果となった」と指摘している。

 1位の森永製菓のサイトでは、複数のブログを運営しているが、他のサイトと比較してもコメントやトラックバックが多いという、RSSにも対応しており、ブログユーザー
を意識したコンテンツ構成だと分析している。


関連情報

URL
  調査結果
  http://www.goalnet.co.jp/weblog/web_report/2008/02/1_2.html

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( 永沢 茂 )
2008/02/13 18:58

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