ジャストシステムは15日、セキュリティ対策ソフト「Kaspersky Internet Security 7.0」と「Kaspersky Anti-Virus 7.0」の機能強化を図る「メンテナンスパック1(MP1)」の公開を停止した。MP1は13日に公開されたが、これを適用した場合に不具合が発生していた。
ジャストシステムによれば、MP1をインストールしてソフトを実行すると、コンピュータとWebブラウザ「Internet Explorer」および「Firefox」の処理速度が遅くなるほか、「Office 2007」の起動に時間がかかるなどの不具合が発生していたという。
MP1を適用した場合の対処方法としては、ソフトをアンインストールし、再度ソフト(製品バージョン「7.0.0.138」)をインストールして、MP1適用前の状態に戻すこと。
MP1では、IPv6のサポートやキーロガーの検出機能強化を図ったほか、3件の脆弱性を修正していた。
関連情報
■URL
Kaspersky 7.0 メンテナンスパック1(MP1)の公開停止のお知らせ
http://www.just-kaspersky.jp/support/v7mp1/
Kaspersky 7.0 メンテナンスパック1の対応項目について
http://www.just-kaspersky.jp/support/v7mp1/detail.html
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・ ジャストシステム、ヒューリスティック技術を搭載した「Kaspersky 7.0」(2007/09/11)
( 増田 覚 )
2008/02/15 20:48
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