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クチコミブログ広告の市場規模は約32億円、矢野経済研究所が調査


 矢野経済研究所は20日、クチコミブログ広告市場に関する調査結果を公表した。クチコミブログ広告市場は急拡大しており、2007年度の市場規模は約32億円に達する見込みとしている。

 調査は、ブロガーを会員化して記事を書いてもらう形態の「クチコミブログ広告」の市場動向についてまとめたもので、調査対象はクチコミブログ広告サービス提供企業14社。調査期間は2007年10月〜2008年1月で、サービス提供企業への直接面接取材およびブログ開設者600人にアンケートを実施した。

 調査では、クチコミブログ広告は2005年後半から市場が立ち上がり始め、2006年後半より参入事業者が増加。2007年には加速度的に参入事業者の増加が見られる状況になっていると分析。参入事業者の増加に伴って、市場規模も2005年度は5,000万円、2006年度は9億3,000万円と推移。2007年度には31億9,500万円、2010年度には132億5,000万円まで市場規模が拡大すると予測している。

 市場が拡大傾向にある中で、2007年前半までの「ブロガーに記事を書いてもらうだけでクライアントが満足する」というステージから、2007年後半には事業者の参入が活発化したことにより、徐々に効果を求められるステージに入ってきたと指摘。現在は、「セグメントに応じてブロガーを選別して書き込みをさせる展開」や「オピニオンリーダーを中心に書き込みをさせる展開」が見られるが、今後は「ブロガーとメディアやリアルなどへのクロスマーケティング展開」が活発になるだろうとしている。

 また、ネットユーザーに対して、ネット上でのクチコミ情報の活用状況に関するアンケート調査を併せて実施。矢野経済研究所のインターネットモニターシステム「YDS」を利用したWebアンケートにより、男性468人、女性481人の合計949人から回答を得ている。

 アンケートによれば、ネット上のクチコミ情報の利用経験者は80.1%。商品やサービスの購入時に参考にするサイト(複数回答)は、「商品情報サイト・価格比較サイト」が54.5%で最も高く、「ネットショップのクチコミレビュー」(49.1%)、「個人が書いているブログ」(29.0%)が続く。

 逆に、購入した商品の使用感や評価などを他人に情報として伝えることについては、「非常によくある」が6.4%、「よくある」が28.3%、「あまりない」が51.5%、「全くない」が13.7%。伝達方法は「会話や電話、メールなど」が72.0%と圧倒的に多く、「自分のホームページやブログへの書き込み」は23.6%、「ネットショップのクチコミレビューへの書き込み」は16.7%などとなっている。


関連情報

URL
  クチコミブログ広告市場に関する調査 2008年版
  http://www.yano.co.jp/press/press.php/000335


( 三柳英樹 )
2008/02/20 19:07

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