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絵と描画過程を共有できるサイト「Scriblog 2.0」


Scriblog 2.0
 東京農工大学大学院生の佐野将史氏は20日、絵と描画過程を共有できるサイト「Scriblog 2.0」を公開した。利用は無料。表示するにはSilverlight 1.0が必要となる。

 Scriblog 2.0では、Webブラウザ上で絵を描き、公開できる。完成作品だけでなく、描画過程も実時間で再生できる点が特徴だ。「速く描けば速く、ゆっくり描けばゆっくり。まるで目の前で描いているかのように絵が完成していく」という。

 また、普通に再生するだけでなく、他のユーザーが描いた絵と組み合わせて再生したり、再生中の絵に追記できる。絵を描くときに紙のIDを指定しておけば、再生時にエフェクトを付加することも可能だ。

 さらに、東京農工大学の中川研究室で開発された手書き文字認識も組み込んであり、絵の中に描かれた文字から絵を検索できる。今後は、画像や音声との連携、OpenSocialへの対応を検討しているという。

 なお、Scriblog 2.0は、情報処理推進機構が主催する2007年度第II期未踏ソフトウェア創造事業「未踏ユース」のプロジェクトとして開発された。


関連情報

URL
  Scriblog 2.0
  http://scriblog.com/

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( 野津 誠 )
2008/02/21 13:35

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