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「Google Sites」で作成したサイトのサンプル
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米Googleは28日、グループで情報を共有するためのWebサイトを簡単に構築できる新サービス「Google Sites」を発表した。Googleが買収したJotSpotのサービスをGoogle向けに再設計し、他と統合したサービスといえる。
Google Sitesは、「Google Apps」のTeam/Standard/Premier/Educationエディション利用者に対して提供が開始された。利用したい場合には、Google Apps管理者がGoogle Sitesを利用できるように、コントロールパネルで設定することが必要だ。
利用者は、グループで使用するWebページをHTMLの知識なしにすぐに作ることができ、管理者が指定した人たちがページの編集やドキュメントのアップロードなどを行なうことができる。
誰でも簡単に編集を始められるように、5種類のテンプレート(Webページ、ブログ、ファイル共有、ダッシュボード、リスト)を用意。企業が部内プロジェクトを遂行したり、学校行事や宿題の共同作業を行なうためのサイトなどを簡単に作ることができる。
Google Sitesは、Google Appsに統合されているため、「Google Docs」「Google Calendar」「Picasa」「YouTube」など、Googleの他のサービスで利用しているコンテンツも簡単に埋め込むことができる。また、動画や画像、Microsoft Officeファイルなどをアップロードして、グループ内で共有することも簡単にできる。
関連情報
■URL
Google Sites(英文)
http://sites.google.com/
ニュースリリース(英文)
http://www.google.com/intl/en/press/pressrel/20082802_google_sites.html
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・ 米Google、Wikiオフィススイートの米JotSpotを買収(2006/11/01)
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2008/02/29 11:50
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