マイクロソフトは7日、3月12日に公開を予定している月例のセキュリティ更新プログラム(修正パッチ)の概要を公表した。今月はOffice製品関連の4件の修正パッチが公開予定で、脆弱性の最大深刻度はいずれも4段階で最も高い“緊急”とされている。
4件の修正パッチはそれぞれ、Excel、Outlook、Office、Office Webコンポーネントに関する脆弱性を修正する。いずれの脆弱性もリモートでコードを実行される危険があり、脆弱性の最大深刻度はいずれも“緊急”。中でも、Outlookに関する脆弱性については、Outlook 2007/2003/2002/2000のいずれのバージョンでも深刻度が“緊急”となっている。
このほか、12日には「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」の更新バージョンの配布を予定。また、セキュリティ以外の優先度の高い更新プログラムについても、Microsoft UpdateおよびWindows Server Update Servicesでは2件、Windows Updateでは3件の配布を予定している。
関連情報
■URL
マイクロソフト セキュリティ情報の事前通知 2008年3月
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms08-mar.mspx
( 三柳英樹 )
2008/03/07 15:17
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