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NTT Comが「INS-P」の一部利用者に誤請求、2002年から6年間


 NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は10日、ISDNを利用したパケット通信サービス「INS-P」において、一部利用者に料金の誤請求があったと公表した。

 INS-Pは、ISDNを利用したパケット通信サービスで、Dチャンネル(16kbps)またはBチャンネル(64kbps)を利用して同時に複数の相手と通信が行なえるサービス。通信料は100kmまで1パケット0.4円、100km超が1パケット0.5円(平日昼間の場合)。

 NTT Comによれば、NTTグループ再編成に伴って実施したINS-Pに関する料金請求システム構築時のデータ移行に関わる事務処理と、移行完了後の解約申し込み処理時における不備などにより、誤請求が発生したという。

 誤請求が発生した期間は2002年2月~2008年2月。発生件数と金額は、過大請求が760件で合計約3,300万円。過小請求が2,494件で合計約1億8,200万円。NTT Comでは、過大請求分については利用者に返金し、過小請求分については料金を請求しないとしている。


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URL
  ニュースリリース
  http://www.ntt.com/release/monthNEWS/detail/20080310.html


( 三柳英樹 )
2008/03/10 13:45

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