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中国「百度」がネット広告を日本国内へ販売、北京五輪特需見込む


 中国最大手の検索エンジン「Baidu.com」を手がける百度は13日、日本国内の広告主に向けてBaidu.comの広告販売を開始した。日本法人に窓口となる「国際事業室」を設け、リスティング広告などの販売やサポートを行なう。

 これにより広告主は、日本円による取り引きでBaidu.comに広告を出稿できる。また、日本語のサポートを受けられることで、日本の媒体と同じようにBaidu.comに広告を出稿できるとしている。このほか、中国市場に精通した同社スタッフがマーケティング支援を行なう。

 なお、百度への広告出稿については、3月末まで電通との先行販売期間となっている。そのため、その他の広告主や広告代理店に対しては4月以降、順次販路を拡大する予定という。

 百度によれば、2007年末における中国のインターネット人口は2億1,000万に達し、前年の1億3,700万人から急増。また、北京五輪を契機に中国のオンライン広告市場は、前年比175%の106億元(約14億ドル)と急成長を遂げているという。こうしたことから百度では、日本国内の企業からも中国のインターネット広告へのニーズが高まっているとしている。


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URL
  百度
  http://www.baidu.jp/


( 増田 覚 )
2008/03/13 18:31

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