矢野経済研究所(YRI)は3月31日、FAQソリューションに関する市場調査の結果を発表した。FAQによってトラブルや目的は解決できるとした人が7割以上に上ることがわかった。
調査は2007年12月3日・4日に、YRIの生活者調査のモニター944人に対してインターネットアンケートで実施したもの。これによると、FAQを「よく問い合わせに利用する」「たまに利用する」とした574人のうち、「多くの場合、トラブル・目的は解決できる」が9.8%、「だいたい解決できる」が62.7%となり、合計で解決率は72.5%という高水準にあるとしている。なお、YRIでは、この数値がインターネットを利用できるユーザーに対して行なわれたアンケートの結果であることを補足している。
このほか調査では、FAQソリューションベンダーに対する聞き取り調査も行なった。FAQパッケージのライセンス売上高(エンドユーザー渡し価格ベース)は、2007年は15億8,500万円(前年比119.4%)となる見込みだという。さらに、2011年には23億7,000万円に拡大すると予測している。
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■URL
ニュースリリース(PDF)
http://www.yano.co.jp/press/pdf/344.pdf
( 永沢 茂 )
2008/04/02 10:52
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