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「Skype 3.8 for Windows」の新ベータ版公開、音質向上などの修正


 Skypeは2日、「Skype 3.8 for Windows」の新しいベータ版を公開した。オーディオライブラリーが改良され、音質が向上したほか、重要なバグも複数修正されている。Windows Vista/XP/2000に対応する。

 2日に公開された新しいベータ版のバージョン番号は「3.8.0.96」。このバージョンでは、オーディオライブラリーの改良によって背景雑音を減少させたほか、遅延を改善。音声が途切れたり通話が切れる回数も減少している。また、設定を変更することなくヘッドセット、ヘッドホン、マイクを差し替えられるようになった。

 このバージョンでは、UPnPの実装も新しくなった。Internet ExplorerとFirefoxのアドオンもアップデートされている。

 また、Core 2 Duo E8200で高品質ビデオ表示ができなかった問題を修正したほか、受信者のビデオ画面が真っ黒のまま表示されたり、ビデオプレビューの段階でフリーズするなどのバグも修正している。

 さらに、認証要求時に相手アバターをデフォルトで自動的に表示する設定を止め、アバターが表示されないようにした。これは、一部のユーザーが不快なアバターを利用しているためで、このデフォルト設定によって不快な思いをさせられずに済むことになるとしている。


関連情報

URL
  Skype Beta for Windows(英文)
  http://www.skype.com/intl/en/download/skype/windows/beta/
  Skype公式ブログの該当エントリー(英文)
  http://share.skype.com/sites/en/2008/04/sounds_good_skype_38_for_windo.html
  Skype変更点一覧(英文)
  https://developer.skype.com/WindowsSkype/ReleaseNotes

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( 青木大我 taiga@scientist.com )
2008/04/03 11:52

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