アップルは2日、QuickTimeの最新版となる「QuickTime 7.4.5」を公開した。拡張機能の信頼性改善や他社製アプリケーションとの互換性を向上させたほか、脆弱性の修正を行なっており、すべてのユーザーに対してアップデートを推奨している。対応OSはWindows Vista/XP、Mac OS X 10.3.9以降。
QuickTime 7.4.5では、合計で11件の脆弱性を修正。Windows版、Mac OS X版のいずれにも影響があり、悪意のあるファイルを開くことで任意のコードが実行される恐れのある危険性の高い脆弱性の修正も含まれている。
QuickTime 7.4.5は、アップルのWebサイトからダウンロードできるほか、Mac OS X版はOSの「ソフトウェア・アップデート」機能を通じても入手できる。
関連情報
■URL
QuickTime ダウンロード
http://www.apple.com/jp/quicktime/download/
QuickTime 7.4.5で修正された脆弱性に関する情報(英文)
http://support.apple.com/kb/HT1241?locale=en_US
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・ 1件の脆弱性を修正した「QuickTime 7.4.1」公開(2008/02/07)
( 三柳英樹 )
2008/04/03 15:44
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