マイクロソフトは4日、4月9日に公開を予定している月例のセキュリティ更新プログラム(修正パッチ)の概要を公表した。Windows関連6件、Office関連2件の合計8件の修正パッチを公開予定で、脆弱性の最大深刻度は4段階で最も高い“緊急”が5件、2番目に高い“重要”が3件となっている。
脆弱性の最大深刻度が“緊急”の修正パッチ5件は、いずれもリモートでコードが実行される恐れがあるとされているもの。内訳はWindows関連4件、Office関連1件で、Windows Vista/XP/2000、Office 2007/2003/XPに影響がある。また、Windows関連の4件のうち2件は、Internet Explorerに影響があるとされている。
このほか、9日には「悪意のあるソフトウェアの削除ツール」の更新バージョンと、セキュリティ以外の優先度の高い更新プログラムの配布を予定している。
関連情報
■URL
マイクロソフト セキュリティ情報の事前通知 2008年4月
http://www.microsoft.com/japan/technet/security/bulletin/ms08-apr.mspx
( 三柳英樹 )
2008/04/04 15:13
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