米CBS傘下の音楽ソーシャルネットワーキングサービス「Last.fm」は9日、同社が1月に開始した無料オンデマンド音楽配信サービスの結果、Amazon.comにおけるLast.fm経由のCDと音楽ダウンロード販売の売上が119%増加したと発表した。
Last.fmは1月、この無料オンデマンド音楽配信サービスを米国、英国、ドイツで開始した。このサービスでは、Last.fmがライセンス契約を結んでいる、4大レーベルを含む音楽レーベルの楽曲を、3回まで完全にストリーミング再生できる。その後は、ユーザーがその楽曲を気に入れば、アフィリエイト先のiTunesやAmazon.comから購入できる。
Last.fmによると、このサービスを開始してから、アルバムや楽曲を購入するLast.fm会員が66%も増加したことが判明したという。Last.fmの共同創業者であるMartin Stiksel氏は、「我々が提供するような種類のサービスがあれば、人々はCDやダウンロード楽曲を購入することが、わずか2カ月余りで明らかになった」とコメントしている。
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■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.cbscorporation.com/news/prdetails.php?id=18340&pe=1
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( 青木大我 taiga@scientist.com )
2008/04/10 12:38
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