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IIJ子会社がIT関連機器に特化した廃棄処分サービス


 インターネットイニシアティブ(IIJ)子会社のネットチャートは10日、PCやサーバーなどのIT機器に特化した廃棄処分サービス「IT-Disposal Total service」を開始した。産業廃棄物の収集運搬業の許可を取得し、IT機器の廃棄処分を一括して引き受ける。

 廃棄対象機器のHDDは、排出事業者が指定する場所で物理的に破壊してから処分するため、情報の漏洩を未然に防げるという。産業廃棄物の種類・数量・処理業者名などを記入する管理票(マニフェスト)を交付するため、排出事業者は廃棄処理の一連の過程を確実に把握できるとしている。

 サービス提供エリアは、産業廃棄物の収集運搬業の許可を取得した横浜市、川崎市、東京都、神奈川県。その他の地域についても、順次許可を取得する予定。

 ネットチャートによれば、PCを廃棄処分する場合、メーカーによる機器の回収・廃棄処分が法律によって義務付けられているが、サーバーやルーターなどのIT機器は法規制の対象外。また、現在廃棄されるPCの大半は、法規制前に製造されたものであるため、廃棄物の排出事業者自身が処理業者を手配し、廃棄処分を委託する必要があるという。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.iij.ad.jp/news/pressrelease/2008/0410.html


( 増田 覚 )
2008/04/11 12:36

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