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個人を特定しやすい情報はブログよりSNSでの公開が多い、gooリサーチ


ブログ、SNSにおけるプロフィール情報公開状況
 NTTレゾナントと三菱総合研究所は14日、「第10回ブロードバンドコンテンツ利用実態調査」の結果を公表した。今回は、ブログやSNSの利用動向について調査している。

 調査では、「gooリサーチ」登録モニターおよびgooユーザーを対象に公開型インターネット調査を実施した。期間は2007年8月30日から9月5日で、44,905人の有効回答を得た。

 調査結果によると、ブログのみ開設している人は15.8%、SNSのみ参加が15.4%、併用は17.6%だった。これらを合計すると約半数がいずれかのサービスを利用していることになる。また、ブログ開設者にその数を聞いたところ、1カ所が57.9%で、残りの4割以上は複数開設していることがわかった。

 ブログ、SNSにおけるプロフィール公開状況については、性別は、ブログでは61.9%、SNSでは80.6%が公開していた。ただし、年齢になるとブログが29.2%、SNSが53.4%。さらに、生年月日や血液型、住所の一部についてもブログでは2割台の公開率に対して、SNSでは5割程度の公開率だった。ブログだと個人を特定しやすい情報の公開率が低くなるものの、「趣味・関心があるもの(例:自分が好きなもの・人)」のように、読者とのコミュニケーションを誘発する可能性がある項目についての公開率は高く、ブログで50.8%、SNSで60.6%になった。

 プロフィールの公開に関する考え方については、「本名は公開しないなど、自分が特定されない範囲であれば、プロフィールを公開してもよいと思う」が56.5%で最も多かったほか、「プロフィールを公開する相手先・範囲を設定できるのであれば、とくに問題ない」も40.4%と多かった。


性年齢別ブログにおけるプロフィール情報公開の状況

ブログ、SNSにおけるプロフィール情報公開の考え方

関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://research.goo.ne.jp/database/data/000782/

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( 野津 誠 )
2008/04/14 19:50

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