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権利者データベースの氏名表記にガイドライン、著作権協議会が発表


CCD代表幹事を務めるJASRACの菅原瑞夫氏
 権利者団体など31団体で構成されるデジタル時代の著作権協議会(CCD)は14日、「デジタルコンテンツ流通の課題2008〜権利情報の共有化におけるガイドライン〜」と題したシンポジウムを開催。複数の権利者団体が独自に作成している権利者データベースの情報共有化を図るため、著作者や実演家の氏名表示に関するガイドラインを発表した。

 これまで複数の権利者団体は、著作物の利用者の利便性向上を図るため、権利者やコンテンツの情報を検索できるデータベースを独自に整備してきた。しかし、各団体がデータの互換性を考慮していなかったことから、漢字コードの規格が異なっていたり、漢字コードに含まれない「外字」の扱いでも代替文字やひらがなで対応する団体があるなど、権利者名やコンテンツ名の表記にばらつきが見られていたという。

 こうしたことからCCDは14日、「権利情報の共有化における著作者・実演家の氏名表示等に関するガイドライン」を発表。各権利者団体が構築するデータベースについて、使用する漢字コードや外字の対応、全角・半角の取り扱い、氏名や作品名の表記方法などについて指針を示した。

 漢字コードでは「JIS第2水準」範囲内で文字を用いることや、JIS第2水準の範囲を超える外字では各権利者団体が著作者や実演家の承諾を得た上で、JIS第2水準までの範囲の類字に置き換えるべきと提案。氏名や作品名の全角・半角表記については、全角表記が好ましいとしている。このほか、姓名の間に1スペース空けることが望ましい、外国の著作者・実演家や作品はアルファベット表記が望ましい――などの事項を盛り込んでいる。

 CCD代表幹事を務める日本音楽著作権協会(JASRAC)の菅原瑞夫氏は、「データベースをすでに構築している団体は修正が必要かどうか確認し、新しくデータベースを構築する場合はガイドラインに沿って取り組んでもらいたい」と述べ、ガイドラインを整備することで、円滑な権利情報の共有化とコンテンツ流通の促進を図りたいとの考えを示した。


ガイドライン策定の理由 データベースを構築している権利者団体

CCD加盟31団体のアンケートでは、データベースにさまざまな文字規格が使われていることがわかった 外字の扱いでは、「権利者の了解を得て、最も相応しい文字に置き換えて登録(代替文字使用)」「作字し、外字登録で対応」など足並みが異なる様子がわかる

関連情報

URL
  デジタル時代の著作権協議会
  http://www.ccd.gr.jp/

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( 増田 覚 )
2008/04/14 20:07

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