情報処理推進機構(IPA)は16日、IPAセキュリティセンターを騙ったウイルスメールが出回っていることを確認したとして、注意を呼びかけている。
IPAが確認したメールは、メールアドレスが「vuln-inq@ipa.go.jp」、タイトルが「セキュリティ調査報告書」で、本文にはIPAがWebで公開しているセキュリティに関する注意喚起や調査報告書が書かれており、「調査報告書.pdf」というファイルが添付されているもの。
添付されているPDFファイルは、Adobe Readerの脆弱性を悪用するウイルスで、Adobe Readerの脆弱性を修正していない場合、ファイルを開いただけでウイルスに感染する危険があるという。
IPAでは、こうしたメールを受け取った場合にはすぐに削除してほしいとしている。また、メールアドレスやタイトル、添付ファイル名は変わる場合があるため、これ以外の場合でも注意するよう呼びかけている。
関連情報
■URL
ニュースリリース
http://www.ipa.go.jp/security/topics/alert20080416.html
■関連記事
・ 「Adobe Reader 8.1.2」公開、脆弱性の修正を含むアップデート(2008/02/06)
( 三柳英樹 )
2008/04/16 20:21
- ページの先頭へ-
|