オバマ氏公式サイト動画視聴時間、クリントン氏を大きく上回る

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オバマ氏公式サイト動画視聴時間、クリントン氏を大きく上回る

　米国の民主党代表大統領候補を決めるための選挙戦において、バラック・オバマ氏のWebサイトにおける動画視聴時間が、ヒラリー・クリントン氏を大きく上回ることが、Nielsen Company子会社のNielsen Onlineによって明らかになった。

　調査は2008年3月に、オバマ氏、クリントン氏、共和党候補のマケイン氏のWebサイトを対象に行なわれた。オバマ氏のサイトの動画コンテンツは、ユニーク視聴者数、ストリーム数、視聴時間数のいずれでも他のWebサイトを上回っていた。

　ユニーク視聴者数ではオバマ氏が51万8,000人、クリントン氏が35万1,000人、マケイン氏が3万8,000人だった。ストリーム数でもオバマ氏が82万8,000回、クリントン氏が55万1,000回、マケイン氏が6万6,000回だった。

　視聴者1人あたりが動画視聴に費やした時間を見ても、オバマ氏が16分、クリントン氏が4.8分、マケイン氏が1.5分となっており、オバマ氏が他の候補を圧倒している。

　さらに興味深いことに、3候補のサイトのユーザーの間に、重複がほとんどないことも判明した。オバマ氏とクリントン氏の間には1％の重複しかなく、3候補にまで広げると、ほとんど重複が存在しなかった。つまり、候補者サイトの利用者は、すでにその候補者の支持者であって、候補の主張について調べるためにサイトを訪れているわけではないことを示している。

関連情報

■URL
　ニュースリリース（英文、PDF）
　 http://www.nielsen-netratings.com/pr/pr_080423.pdf

■関連記事
・オバマ氏のサイトに脆弱性、クリントン氏のサイトにリダイレクトされる（2008/04/22）

（青木大我 taiga@scientist.com ）
2008/04/23 12:35

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