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JASRAC本部
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公正取引委員会は23日、独占禁止法違反(私的独占)の疑いで、日本音楽著作権協会(JASRAC)に立ち入り検査を行なった。公正取引委員会によるJASRACへの立ち入りは初めてだという。
立ち入り検査は、JASRACが放送事業者と結んでいる包括徴収契約などに関して行なわれている模様。JASRACでは、放送事業者に対して収入の一定金額を支払うことで管理楽曲の自由な利用を認める包括徴収契約を結んでいるが、こうした契約が他の事業者の参入を制限していると判断したと見られる。
JASRAC広報部では、立ち入り検査が行なわれた理由などについては把握できていないが、今後、結果を踏まえて適正な対応を行ないたいと説明している。
関連情報
■URL
JASRACのコメント
http://www.jasrac.or.jp/release/08/04_4.html
公正取引委員会
http://www.jftc.go.jp/
( 三柳英樹 )
2008/04/23 12:34
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