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IPAもゴールデンウィークのセキュリティ対策を呼びかけ


 情報処理推進機構(IPA)が、ゴールデンウィーク前にセキュリティ対策の確認を呼びかけている。個人向けと企業向け、および休暇中に会社でPCを利用する際の注意事項として以下を挙げている。


個人向けのセキュリティ対策

・使用しているOSやブラウザ、アプリケーションなどのバージョンアップと修正プログラムを適用しておく。
・ウイルス対策ソフトは常に最新の定義ファイルを適用しておく。
・重要なデータのバックアップを行なう。

 また、休暇中は時間に余裕があり、インターネットを利用する機会も増えるため、ワンクリック詐欺の相談が増加するという。被害に遭わないために、セキュリティ対策ソフトの利用やセキュリティホールの解消といった基本的な対策を実施するとともに、騙しのテクニックに引っかからないようにするため、以下の注意を呼びかけている。

・入会登録画面や請求書画面などに表示されている「IPアドレス」「プロバイダ名」などの情報からは、個人を特定することはできない。とにかく無視すること。
・入会登録画面や請求書画面などに「問い合わせ先」が記入されていても、電話やメールなどで問い合わせないこと。問い合わせすることで個人が特定される恐れがある。


企業向けのセキュリティ対策

・休暇中に使用しない機器の電源を切る。
・休暇中はサーバーの不必要なサービスを停止する。
・休暇中に不測の事態が発生したときの緊急連絡体制を整える。
・休暇中に業務用PCやデータを持ち出す場合は、情報漏洩対策を行なう。

 また、休暇中に出社してPCを使用する場合、システム管理者が不在になることもあるため、ウイルス被害やWebサイト改竄、不正アクセスなどが発生すると、被害の拡大が予想される。PCを使用する際は、OSやブラウザなどのバージョンアップと修正プログラムの適用、ウイルス対策ソフトの定義ファイルのバージョンアップなど、日頃のセキュリティ対策を再度確認し、注意を徹底することが重要だ。


関連情報

URL
  IPA:ゴールデンウィーク前に対策を
  http://www.ipa.go.jp/security/topics/alert20080425.html


( 野津 誠 )
2008/04/25 15:04

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