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W3C、Webアクセシビリティ指針「WCAG 2.0」の勧告候補を公開


 World Wide Web Consortium(W3C)は4月30日、Webアクセシビリティに関するガイドライン「Webコンテンツアクセシビリティ指針第2版」(WCAG 2.0)の勧告候補を公開した。W3Cでは、開発者やWebデザイナーに対して、WCAG 2.0の検証を呼びかけている。

 WCAGは、視覚障害のあるユーザーなど、障害者や高齢者などにとっても利用しやすいWebコンテンツを作成するためのガイドライン。第1版のWCAG 1.0は1999年にW3C標準として勧告されており、今回第2版となるWCAG 2.0の勧告候補が公開された。

 W3Cでは、WCAG 2.0はアクセシビリティの安定した基盤を提供し、WCAG 2.0はWCAG 1.0以上に利用しやすく、自動検証と人間による評価を連携させることでより正確に検証できるようになると説明。WebサイトやWebアプリケーションの開発者に対してWCAG 2.0の検証を呼びかけており、検証報告を6月30日まで受け付ける。


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URL
  ニュースリリース
  http://www.w3.org/2008/04/wcag20cr-pressrelease.html.ja


( 三柳英樹 )
2008/05/01 18:50

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