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米Yahoo!が検索時に危険なサイトを警告、米McAfeeと提携して新機能


 米Yahoo!は6日、検索結果を表示する際に、危険なサイトをあらかじめ警告する新機能「SearchScan」を、米McAfeeとの提携により開始したと発表した。ベータ版として公開されており、McAfeeの「SiteAdvisor」テクノロジーを使用している。

 SearchScanは、米国、カナダ、英国、フランス、イタリア、ドイツ、オーストラリア、ニュージーランド、スペインのYahoo! Searchで提供されており、いずれもデフォルトで有効になっている。

 SearchScanが導入されたことによって、ウイルスやスパイウェア、アドウェアなどをダウンロードさせるサイト、迷惑メールの原因になっているサイトやメールアドレスを第三者に譲り渡すようなサイトは、あらかじめ赤い文字で警告してくれる。

 さらに、ブラウザの脆弱性を突いてマルウェアをインストールしてしまうようなサイトは、Yahoo!の検索結果自体に表示されないようになった。

 Yahoo!のSearchScanと似た機能は、McAfeeのSiteAdvisorをダウンロードしてインストールすることによって、Googleなど他のサーチエンジンでも利用できる。しかしYahoo! SearchScanの場合、インストールしなくてもよいという点は初心者には大きなメリットとなる。さらにブラウザの脆弱性を突くサイトは、SiteAdvisorでは警告付きとはいえ検査結果に表示されてしまうが、Yahoo! SearchScanでは表示すらされないため、特に初心者に安心の機能といえそうだ。

 Yahoo!Searchでは、デフォルトでSearchScanを利用するように設定されている。しかし利用したくない場合には、設定をオフにしたり、警告されているサイトを検索結果に表示しないよう設定を変更することもできる。


関連情報

URL
  ニュースリリース(英文)
  http://yhoo.client.shareholder.com/releasedetail.cfm?ReleaseID=308465
  Yahoo! SearchScan(英文)
  http://tools.search.yahoo.com/newsearch/searchscan

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メールやIMの危険なリンクを警告する「SiteAdvisor Plus」日本語版(2007/03/27)


( 青木大我 taiga@scientist.com )
2008/05/07 12:42

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