米Googleと米携帯電話大手のSprintは7日、Sprintの携帯電話サービスに対して、Googleのモバイルサービスをこれまでより多数提供することで、新たに提携関係を締結したと発表した。
この提携によりGoogleは、SprintのポータルサイトにおけるWebサーチとGPSを利用したローカルサーチのデフォルトサーチプロバイダーになる。また、2008年後半に発表される新端末では、ホーム画面にGoogleの検索フォームが表示されることになった。
さらに、Sprintの新端末や現行の一部スマートフォンでは、Google Maps for Mobileが目立つように扱われるほか、位置情報も利用できるようになった。いくつかのSprint端末では、YouTubeの動画が見られるようになる。
Sprintは2006年11月、SprintのポータルサイトでGmailを提供し始め、2007年末には、Googleが設立したOpen Handset Allianceにも創設メンバーとして参加。また、7日に発表されたClearwireとSprintによるWiMAXネットワークの新合弁会社にもGoogleが出資しており、両社はさまざまな分野で提携関係を強めつつある。
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■URL
ニュースリリース(英文)
http://www.google.com/intl/en/press/pressrel/20080507_sprint_mobile.html
( 青木大我 taiga@scientist.com )
2008/05/08 11:49
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