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オンラインゲーム関連の不正活動に注意、トレンドマイクロ4月レポート |
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トレンドマイクロは8日、4月度の「インターネット脅威マンスリーレポート」を発表した。不正プログラム感染被害の総報告数は3,450件で、3月の4,029件から減少した。最も多くの被害を出したウイルスは、USBメモリを媒介して感染を広げる「MAL_OTORUN1」の110件。2月から3カ月連続の1位となっており、トレンドマイクロでは「リムーバブルメディア経由の感染が定番化している」として注意を呼びかけている。 4月の脅威傾向としては、収集した新しい不正プログラムのうち30％以上がアドウェアで、4月にはアドウェアが大量に作成・配布された様子が伺えるとしている。また、Webサイトの巡回による検体の収集でも、アドウェアの「ADW_TRYMEDIA.IF」が最も多く収集されている。 ADW_TRYMEDIA.IFは、特定のオンラインゲームを配布するためのプログラムで、ユーザーが悪意のWebサイトにアクセスした際に、ユーザーが気が付かないうちにダウンロードされ、ゲームを自動的に起動したり、外部と通信して勝手にポップアップを表示するなどの、ユーザーにとって不利益な活動を行なうという。 また、不正プログラムの被害報告数でも「TSPY_ONLINEG」が6位に入るなど、オンラインゲーム関連の不正活動が活発化しているとして、トレンドマイクロではオンラインゲームの利用者に対して、特に不審なWebサイトへのアクセスやパスワードの管理について注意してほしいとしている。 関連情報 ■URL ニュースリリース http://jp.trendmicro.com/jp/threat/security_news/monthlyreport/article/20080508025143.html ■関連記事 ・ 北京オリンピックに便乗する攻撃に注意、トレンドマイクロ3月レポート（2008/04/03）
（ 三柳英樹 ）
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