Internet Watch logo
記事検索
最新ニュース

Windows MessengerがYouTubeへのアクセスを一時遮断、現在は解決


 先週金曜日の夜から土曜日の午前中にかけて、Windows Messengerにおいて、YouTubeに関係するURLへのアクセスが遮断される事態が生じ、大きな話題となった。この問題はすでに解決されているが、11日に米MicrosoftのWindows Messenger開発チームがこの問題についてのコメントを発表した。

 公式ブログのコメントによると、数時間にわたってWindows Messengerが、いくつかの問題ないサイトのIPアドレスをブロックしていたという。これは、マルウェア拡散防止システムが、間違った仕方で適用されてしまったためだとしている。

 説明によると、このシステムはMicrosoftが提携している企業によって管理されている。Windows Messengerに投稿されるURLは、投稿数や投稿頻度、送信しているアカウント数などのデータのほか、さらに手動でURLを確認したり、ブロックリストと比較するといった作業を経た上で、危険かどうか判断される。そのURLに問題がある場合、その特定のURLまたはドメインごとアクセスがブロックされるとしている。

 今回の場合、MicrosoftはどのURLに関してもブロックするように要請はしなかったと弁明。ブロックしたのは提携企業だと説明している。両社は現在、なぜこのような問題が発生したのか原因を究明しており、今後、同様のことが起きないようプロセスを改善している最中だと説明している。


関連情報

URL
  Windows Live Messenger公式ブログの該当記事(英文)
  http://messengersays.spaces.live.com/Blog/cns!5B410F7FD930829E!35340.entry


( 青木大我 taiga@scientist.com )
2008/05/12 12:20

- ページの先頭へ-

INTERNET Watch ホームページ
Copyright (c) 2008 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.