東芝は21日、同社府中事業所において、データサーバーの外付けHDD3台、デスクトップPC内蔵のHDD1台が盗まれたことを明らかにした。HDDには火力、水力、原子力の発電制御システムの設計データが保存されていたが、その他の内容は確認に数日を要するとしている。
東芝では5月14日に盗難に気付き、翌15日および19日に所轄警察署へ被害届を提出。同社の調査では、外付けHDDは12日夜に所在が確認されており、他者へ貸した形跡もないことから、12日深夜から14日にかけて盗難にあったと判断している。また、デスクトップPCは故障中で、2007年4月27日から施錠管理された部屋に保管されていたが、内蔵のHDDが取り外されていた。
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■URL
ニュースリリース
http://www3.toshiba.co.jp/power/whatsnew/topics/20080521/index_j.htm
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( 増田 覚 )
2008/05/22 12:05
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