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東京インタラクティブ・アド・アワード贈賞式、グランプリは「UNIQLOCK」


「UNIQLOCK」でグランプリを受賞したユニクロの勝部健太郎氏
 インターネット広告推進協議会は28日、インターネット広告を対象とした広告賞「第6回 東京インタラクティブ・アド・アワード(TIAA)」の贈賞式を、東京・表参道の青山ダイヤモンドホールで開催した。

 TIAAはインターネット広告や企業サイトなどを対象とした広告賞で、第6回となる今回は478点の応募があった。オンライン予備審査および12人の審査員による審査の結果、金賞13点、銀賞9点、銅賞19点、入賞37点、グランプリ、特別賞が選ばれた。

 グランプリは、ユニクロの「UNIQLOCK」が受賞。UNIQLOCKは、時計とダンス映像、音楽を組み合わせたプロモーションで、ブログパーツを通じて世界210カ国、9,900万を超える視聴数を獲得。審査においても審査員の満場一致でグランプリに選出されたほか、「アド部門 その他のインタラクティブ広告」「サイト部門 キャンペーンサイト」「インテグレーテッドキャンペーン部門」の3部門でも金賞を同時に受賞した。

 また、UNIQLOCKは、国際的な広告賞「One Show」のインタラクティブ部門で特別賞も受賞。広告を担当したユニクロの勝部健太郎氏は、「ユニクロに入ってWebの仕事を始めた頃から、世界一になりたいという気持ちはあった。One Showの受賞式でも大きな喝采を浴び、仕事を突き詰めていけば世界からも祝福されると実感できた。これからももっと面白いことができるのではないかとわくわくしており、日本の誇りを持って世界にチャレンジしてきたい」とコメントした。

 このほか、公共広告機構のDV撲滅キャンペーン「救い」や、本田技研工業の「Viewpoint」「Zoom in/out」、ナイキジャパンの「NIKEiD -if you were a boy,」、集英社の「ジャンプスクエア『検索しないで』キャンペーン」など13点が金賞に選ばれた。また、特別賞として、ベストクリエイター賞がUNIQLOCKを手掛けたProjecterの田中耕一郎氏に、ベストインタラクティブプロダクション賞がソニーの「REC YOU」などを手掛けたイメージソースとノングリッドにそれぞれ贈られた。

 審査委員長を務めた電通の大岩直人氏は、「今回は過去最多の応募があり、クオリティも最も高かったが、その中でもUNIQLOCKは審査員の満場一致で選ばれた。UNIQLOCKは、One Showだけでなく、クリオ賞など世界の名立たる広告賞も受賞しており、TIAAが選んだ作品が海外でも評価されたことを嬉しく思う」とコメントした。


審査委員長を務めた電通の大岩直人氏 第6回東京インタラクティブ・アド・アワード受賞者

関連情報

URL
  東京インタラクティブ・アド・アワード
  http://tiaa.jp/
  UNIQLOCK
  http://www.uniqlock.jp/

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( 三柳英樹 )
2008/05/28 19:32

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